産婦人科ガイド

市販の妊娠検査薬について

市販の検査薬はかなり普及し、薬局で簡単に入手できるようになりました。その原理は、妊娠すると尿中に多量に分泌されるようになるHCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)ホルモンを感知する反応によるものです。

使用法は製品によって多少異なりますが、比較的簡単で、検査薬を尿と接触させて尿中にHCGが一定以上であれば+(プラス)や◎(マル)などで陽性の表示が出るようになっています。

精度は、使い方を誤らなければとても高く、妊娠していないのに陽性と出ることはありません。妊娠している場合は、妊娠5週目からは、ほぼ前例で陽性に出るくらい感度の高いものです。

しかし妊娠初期は、異常のチェックなどのために大切な時期なので、はっきりと妊娠がわかった場合には、なるべく早く産婦人科を受診することが鉄則です。

妊娠かどうかはっきりわからず、病院に行く時間がなかなかとりにくい場合などは、とりあえず市販の検査薬で調べてみて、陽性ならばなるべく早く受診すると言う使い方がよいでしょう。

唯一つ気をつけておいたほうがよい点は、反応のもととなる尿中のHCGという物質は、妊娠した後、時間を追って徐々に尿中に分泌される量が増えてくるということです。

ですから検査する時期が早すぎたり、排卵が遅れたために実際には時期がずれている場合は、陽性に出なかったり、ごく薄く判定が出て判断しづらいことがあります。

このような場合は、出血や痛みなど心配な症状がなければ、数日後にもう一度検査(市販薬、もしくは病院)してみましょう。

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