産婦人科ガイド

出産にかかる医療費は健康保険がききません

出産には妊娠中の定期健診や検査にかかる費用、分娩費用、入院費用などの医療費がかかります。でも出産は病気ではないので健康保険がききません(※)。また、通院の交通費やマタニティウェア、ベビー用品と、出産にかかる費用は他にも色々あります。

※…妊娠・出産にかかる健診や検査、分娩の費用は健康保険が適用されませんが、切迫流産や切迫早産で入院したときには保険が適用になります。それは治療を目的とする入院だからです。

また自然分娩でなく、帝王切開や吸引分娩で出産した場合の諸治療も保険が適用されます。ですから妊娠中に何らかのトラブルが発生した場合の治療費はそれほど高額になることはないでしょう。

でも入院が長引けば、入院費のうち差額ベッド代などの自己負担分は当然かかるわけです。生命保険に加入している場合は、入院すると保険金が請求できるケースがほとんどなので、自分の加入している保険をよく確認しておくといいでしょう。

また、国民健康保険に加入している被保険者が出産したとき、世帯主に対して支給される「出産育児一時金(原則42万円)」制度がありますので、有効に活用しましょう。同制度の詳細は厚生労働省やお住まいの自治体のサイトでご確認ください。。

定期健診費用
定期健診は特別なことがない限り、7ヶ月までは月に1回、8ヶ月からは2週間に1回、10ヶ月からは毎週行なわれます。妊娠初期の特別な健診以外は1回3000〜5000円くらいかかり、総額では5〜6万円くらいは必要になります。

検査費用
尿検査、血液検査などの費用です。羊水検査を受ける場合は、10万円前後の費用がかかる場合もあります。

分娩・入院費用
病院によって違いますが平均30〜45万円くらいです。陣痛から分娩回復まで同じ部屋で過ごすLDRでは100万円を超えるところもあります。

マタニティ用品費用
マタニティウエア、下着などにかかる費用です。

内祝い費用
出産祝いを頂いた場合、内祝いとしてお返しするのが一般的です。

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